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スザク×ルルーシュでC-L-A-N-N-A-D、岡春ルートのパロディです。
* * * * *
「そんなのやめなよ・・・ルルーシュ・・・!」
「どうして?」
ぽかんとして問い掛けたルルーシュに、スザクが目線を反らす。
「芸能界デビューなんてしたら・・・ルルーシュ、人気者になっちゃうだろ」
「うん?まあ、デビューできたらの話だけどな」
「そんな事になったら、こうして二人で過ごす時間もなくなるし・・・そんなの僕、嫌だから・・・」
段々としりすぼみになる言葉に、ルルーシュが大きく吹き出した。
「ははは、馬鹿だなスザク!大丈夫、俺がデビューしたら、おまえもユニットに入れてやるから。よくあるだろ、歌って踊れるアイドルグループってやつだよ」
「嫌だ・・・」
「え・・・?」
再び響いた苦い呟きに、ルルーシュは笑いを収めてスザクの顔を覗き込む。
「グループだなんて、他の奴も一緒なんだろ!?」
「それは、まあな・・・」
耐えきれないように叫んだスザクに、ルルーシュが困惑して首を傾げた。
「僕はね、ルルーシュ」
スザクは深くため息をつくと、椅子を引いてルルーシュの隣に腰掛ける。
「7年前、君と別れてから今まで色々な人と出会ったけれど、みんな何か違うと思った・・・再会してわかったんだ、やっぱり君じゃなきゃダメなんだって」
「・・・何を言っているのかわからないんだが」
紫紺の瞳に戸惑いの色が浮かんだ。それを見て、スザクが切なげに目を細める。
「つまり、きみといたいって事だよ」
「・・・は?」
「きみと、ずっと二人でいたいんだ・・・ダメ?」
「ダメ、って・・・俺もおまえも彼女とか・・・そうなったら・・・」
「僕じゃダメだって事!?」
「待てよ、スザク」
切羽詰まったような叫びにルルーシュが顔を強ばらせる。
「それって、おまえを・・・その・・・こ、恋人に、って事か・・・?」
「うん」
あっさりとスザクが頷いた。ルルーシュがごくりと唾を飲み込む。
「お、俺、そっちの気・・・ないんだけど」
「僕だって別に男が好きなんじゃないよ。ルルーシュがいいんだ」
真剣極まりないスザクの言葉に、ルルーシュの顔色がみるみる青ざめていく。
そんなのやめなよ・・・ルルーシュ・・・!」
<08-01-06>
「そんなのやめなよ・・・ルルーシュ・・・!」
「どうして?」
ぽかんとして問い掛けたルルーシュに、スザクが目線を反らす。
「芸能界デビューなんてしたら・・・ルルーシュ、人気者になっちゃうだろ」
「うん?まあ、デビューできたらの話だけどな」
「そんな事になったら、こうして二人で過ごす時間もなくなるし・・・そんなの僕、嫌だから・・・」
段々としりすぼみになる言葉に、ルルーシュが大きく吹き出した。
「ははは、馬鹿だなスザク!大丈夫、俺がデビューしたら、おまえもユニットに入れてやるから。よくあるだろ、歌って踊れるアイドルグループってやつだよ」
「嫌だ・・・」
「え・・・?」
再び響いた苦い呟きに、ルルーシュは笑いを収めてスザクの顔を覗き込む。
「グループだなんて、他の奴も一緒なんだろ!?」
「それは、まあな・・・」
耐えきれないように叫んだスザクに、ルルーシュが困惑して首を傾げた。
「僕はね、ルルーシュ」
スザクは深くため息をつくと、椅子を引いてルルーシュの隣に腰掛ける。
「7年前、君と別れてから今まで色々な人と出会ったけれど、みんな何か違うと思った・・・再会してわかったんだ、やっぱり君じゃなきゃダメなんだって」
「・・・何を言っているのかわからないんだが」
紫紺の瞳に戸惑いの色が浮かんだ。それを見て、スザクが切なげに目を細める。
「つまり、きみといたいって事だよ」
「・・・は?」
「きみと、ずっと二人でいたいんだ・・・ダメ?」
「ダメ、って・・・俺もおまえも彼女とか・・・そうなったら・・・」
「僕じゃダメだって事!?」
「待てよ、スザク」
切羽詰まったような叫びにルルーシュが顔を強ばらせる。
「それって、おまえを・・・その・・・こ、恋人に、って事か・・・?」
「うん」
あっさりとスザクが頷いた。ルルーシュがごくりと唾を飲み込む。
「お、俺、そっちの気・・・ないんだけど」
「僕だって別に男が好きなんじゃないよ。ルルーシュがいいんだ」
真剣極まりないスザクの言葉に、ルルーシュの顔色がみるみる青ざめていく。
そんなのやめなよ・・・ルルーシュ・・・!」
<08-01-06>
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