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スザク×ルルーシュでC-L-A-N-N-A-D、岡春ルートのパロディです。スザクの本領発揮。
* * * * *
「今まで何人かの女の人と付き合った事もあるよ。だけどその度に何故かきみの事を思い出して・・・ね、ルルーシュ」
俯いていたスザクが顔を上げた。熱い視線がルルーシュに絡みつく。
「ずっと・・・僕だけのルルーシュでいてくれるかな」
「そ、それは・・・っ」
「僕たち、親友、だよね?」
「ああ親友だ、7年前からずっと」
「・・・でも、もう我慢できない」
スザクがぐっと顔を近づけてルルーシュの瞳を覗き込んだ。顔を引きつらせてルルーシュが仰け反る。
「な、ちょっ・・・す、スザク!」
「聞かせてほしい。君の素直な気持ちを」
大きな手がルルーシュの腕をがっちりと掴んだ。うめき声を上げてルルーシュが視線を彷徨わせる・・・もう逃げられない。
「気持ち・・・って、さっきも言った通り、俺とおまえは親友で・・・それ以上の事なんて考えた事がない」
逃げ腰になりつつ答えたルルーシュの腕から、スザクの手がするりと離れた。ルルーシュが肩の力を抜いて軽く息をつく。と同時に、スザクが椅子から立ち上がった。
「そう・・・わかった。もう、いい」
「・・・へ?」
今まで聞いた事もない冷たい響きに、ルルーシュが呆然とスザクを見上げる。
「個人的な感情より、君の論理を優先するよ・・・間違った方法で手に入れた結果に、価値はないと思うから」
「す、スザク?」
「さよならだね、ルルーシュ」
怜悧な笑みがスザクの口元に浮かんだ。
<08-01-07>
「今まで何人かの女の人と付き合った事もあるよ。だけどその度に何故かきみの事を思い出して・・・ね、ルルーシュ」
俯いていたスザクが顔を上げた。熱い視線がルルーシュに絡みつく。
「ずっと・・・僕だけのルルーシュでいてくれるかな」
「そ、それは・・・っ」
「僕たち、親友、だよね?」
「ああ親友だ、7年前からずっと」
「・・・でも、もう我慢できない」
スザクがぐっと顔を近づけてルルーシュの瞳を覗き込んだ。顔を引きつらせてルルーシュが仰け反る。
「な、ちょっ・・・す、スザク!」
「聞かせてほしい。君の素直な気持ちを」
大きな手がルルーシュの腕をがっちりと掴んだ。うめき声を上げてルルーシュが視線を彷徨わせる・・・もう逃げられない。
「気持ち・・・って、さっきも言った通り、俺とおまえは親友で・・・それ以上の事なんて考えた事がない」
逃げ腰になりつつ答えたルルーシュの腕から、スザクの手がするりと離れた。ルルーシュが肩の力を抜いて軽く息をつく。と同時に、スザクが椅子から立ち上がった。
「そう・・・わかった。もう、いい」
「・・・へ?」
今まで聞いた事もない冷たい響きに、ルルーシュが呆然とスザクを見上げる。
「個人的な感情より、君の論理を優先するよ・・・間違った方法で手に入れた結果に、価値はないと思うから」
「す、スザク?」
「さよならだね、ルルーシュ」
怜悧な笑みがスザクの口元に浮かんだ。
<08-01-07>
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